所得補償保険と就業不能保険、収入保障保険の違いとは

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就業不能保険に似た保険で、所得補償保険と収入保障保険があります。

いずれも病気やケガで働けなくなった時の収入を保障する保険ですね。
就業不能保険と所得補償保険 に非常によく似た名前で「収入保障保険」という保険があります。収入保障保険の方が取り扱う保険会社が多いので、どちらかと言えばこちらのほうをよく目にするかもしれません。

名前は似てるがまったく別もの。収入保障保険は死亡保険の一種

就業不能保険と収入保障保険は、そもそも目的が違う別物保険です。

就業不能保険……病気やケガで働けなくなったとき、自分の所得を補償する。
収入保障保険……自分が亡くなった後、遺族のために収入を保障する。
収入が途絶えるリスクを保障するものではあるのですが、就業不能保険が「生きてはいるけれど働けなくなったときに備える保険」であるのに対して、収入保障保険は「死亡またはそれに準じるような重い障害に備える生命保険(死亡保険)の一種」です。
所得補償保険とは?
被保険者が生存中に、病気や怪我で働けなくなったリスクに備える所得補償保険。
就業不能保険ととても似ていますね。
ただし大きな違いがあります。
それは就業不能保険が生命保険会社の商品なのにたいし、所得補償保険は損害保険会社が取り扱っています。
また、保険を受け取れる期間が1年2年と短期間だけなのです。この点からして、就業不能保険のほうが人気の理由なのでしょう。
就業不能保険とは?
万が一、働けなくなった時の収入を補うために売り出されたのが、就業不能保険。
保険期間は住宅ローンや教育費など生活に必要な支出が大きく、公的年金が自給できる65歳までと設定する人が多いようです。
給付額は、月15万円、20万円といった設定をします。
人気の就業不能保険ですが、病気などで就業不能にならなければ掛け捨てです。
また、受給できる条件が厳しいので、加入時には確認することも大切です。
例えば自宅療養中であっても、自宅でパソコン作業などしている場合は認められません。また、働けない状態が60日以上や、180日以上といった長期間が条件となっているケースが多いのも、注意したい点です。
さらに、就業不能保険では、うつ病は適用外とされるのが普通なようです。
就業不能保険は、発売当初は自営業者を対象にした保険商品でした。
なぜなら会社勤めであれば、給与の3分の2を最長1年6ヶ月もの期間受け取れるといった、健康保険の傷病手当金制度があるからです。
それが、最近では会社員やパート主婦などにも人気なのですね。
パート主婦が加入する理由は、ケガや病気で仕事や家事育児ができなくなったとき、ベビーシッターや家事代行を雇うといった目的なんだそう。50代の私にはない柔軟な発想ですね。
収入保障保険とは?
収入保障保険は被保険者が亡くなったときの、収入の保障です。つまり残された家族への遺産になるのですね。
目的は定期保険と同じになりますが、保険料が定期保険より安くなります。
一方、先ほどご紹介した就業不能保険は被保険者が生存中に、病気や怪我で働けなくなった時の収入の保障。
この点が収入保障保険と就業不能保険の大きな違いですね。
家族にお金を残すという意味で、定期保険の仲間ともいえる収入保障保険ですが、定期保険は被保険者がいつ亡くなっても死亡保険金は変わりません。
一方で、収入保障保険は、契約後の年数が経過するとともに、受け取る保険金が少なくなります。
保険契約してから早くに亡くなった場合は、長期にわたって保険金を受け取ることになります。しかし晩年になくなるなど、年齢が上がるほどに、保険金を受ける期間は短くなり、受け取る保険金総額も減っていきます。
そういった理由から定期保険よりも、安い掛け金となっているのですね。
(保険満期近くに死亡した場合、たいていの保険会社では、最低支払保険期間を1年、2年、5年といったふうに選択できます。ただし、全く保障期間のないものもあるので、加入時にはチェックしたほうが良いですね。)
また、収入保障保険の良いところは保険料が安く、年々保障される保険金が少なくなっていくため、定期保険のように見直しをする手間は省ける点です。
とはいっても、人が亡くなった時には、お葬式代や思わぬ出費で現金も必要です。
収入保障保険に加入する場合は、定期保険との組み合わせを考慮したほうがよさそうです。
収入保障保険の仕組みと保障内容

就業不能保険と同じく、月額○○円という形で保障内容を決めて契約します。収入保障保険も定期保険ですが、60歳までなど、比較的長期で契約する場合が多いです。養う家族のある人が入る保険ですので、子どもが独立する時期などが目安になります。

就業不能保険と違って、死亡した後、保険期間はずっと給付が続きます。ですので、契約後、早期に亡くなるほど受け取る保険金総額は多くなります。就業不能保険のような支払対象外期間(免責期間)はありません。逆に、保険期間満了まで残り少ない時期に亡くなると、受取額が少なくなるため、最低○年間は支払うという保証期間が付いていることがあります。
就業不能保険とはどう使い分ける?

収入保障保険は、生命保険の一種であって、自分に万一のことがあった場合に遺族の生活を保障するために使用されます。繰り返しになりますが、被契約者が生存している状態での、病気などによる就業不能状態を保障する就業不能保険とは似ているようで目的が異なります。そのため、「どちらが優れているか}」といった考え方は的外れと言えます。

収入保障保険に入っていれば遺族は安心ですが、生きてはいるけれど働けない状態には対応できません。就業不能保険は反対に、死亡してしまうと給付金がストップするので、遺族への保障はありません。

もっとも、最近の収入保障保険の中には、就業不能保険に近い機能を併せ持つ商品も登場しています。三井住友海上あいおい生命の総合収入保障保険などがそうで、従来の収入保障保険の保障内容に加えて、特定の高度障害状態・要介護状態になった場合も保険金が支払われます。公的年金の障害年金に近い内容の保険です。このような保険に入っている場合は、重ねて就業不能保険に入る必要はないでしょう。
所得補償保険の特徴

1、損害保険会社が取り扱っている商品

2、保険金を受け取れる期間が短期間である

3、被保険者が生存中に病気や怪我で仕事を続けることができない場合の収入保障

就業不能保険の特徴

1、被保険者が生存中に働くことができなくなった場合の収入保障

2、保険期間を設定できる

3、受給条件が厳しい

4 、月々の受取額を設定できる

収入保障保険の特徴

1、定期保険と目的が似ているが、死亡保険金の見直しの手間が省ける

2、契約年数が経過するほどに(年齢が上がるほどに)受け取れる保険金が減少

3、被保険者が亡くなったときに月々給付される遺族への収入保障

以上が、所得補償保険と収入保障保険、就業不能保険の違いです。
就業不能保険と所得補償保険は、被保険者が病気やケガで入院したり、在宅療養となり、働けなくなった時に収入を保障するもので、保険の機能としては同じものとなります。

主に生命保険会社が販売しているのが就業不能保険で、損害保険会社が販売しているのが所得補償保険です。所得補償保険は就業不能保険よりも補償期間が短くなっているのが特徴ですが、長期補償を行う商品も販売されています。

どちらも働けなくなる事が、保険金の支払事由となっていますが、今までしていた仕事が続けられなくなっただけでは働けなくなったとは言えず、いかなる仕事にも就けなくなった事を指しますので、支払い条件は厳しいと言えます。

収入保障保険は、死亡保険金を遺族が年金形式で受け取っていくタイプの生命保険です。毎月受け取る金額を自由に決めることができますが、病気やケガで入院や療養しても保険金は受け取る事ができません。

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