そのメリットと注意点 法人自動車のフリート契約とは?

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自動車保険を法人で掛けるときには「フリート契約」という契約形態があるのをご存知でしょうか。 「フリート契約」は、10台以上に自動車保険を掛ける場合、自動的に、1台ごとにではなく法人単位で一括して契約することになるものです。 フリート契約には、事務の効率化や保険料の割引等の面で、一般の自動車保険の契約(ノンフリート契約)にはないメリットがあります。ただし、事故を起こした場合、その程度によっては、かえって保険料が割高になってしまうなどの注意点があります。 この記事では、自動車保険の「フリート契約」について、一般の自動車保険契約(ノンフリート契約)と比べたメリットと、活用上の注意点についてお伝えします。是非最後までご覧いただければと思います。 フリート契約の3つのメリット 契約自動車台数10台以上の場合は、自動的に全てひっくるめてフリート契約となります。この場合、大きく3つのメリットを受けられるようになりますので、1つ1つご紹介していきます。 自動車の台数が増えても自動的に保障がされる フリート契約では、台数が増えると、その分も自動的に保障されるようにできています。 自動車を仕事で使用する場合、常に事故のリスクがあります。最悪の場合、数億円の損害賠償をしなければならなくなるリスクが考えられます。そういう会社にとって、1つの契約だけで全車分のリスクをしっかりと補償してもらえるのは非常に安心です。 また、保険会社にもよりますが、自動車を購入した日からの日割り計算で保険料を算出することもできます。これができれば、保険料を無駄に支払うこともないので安心です。 保険料の割引が充実している フリート契約の2つ目のメリットは、保険料の割引が充実しているということです。 どれぐらい割引を受けられるかお伝えしますと、ノンフリート契約の割引率が最大60~70%くらいなのに対して、フリート契約の割引率は、最大70~80%の割引率が適用されます。したがって、条件が整えばフリート契約の方が保険料が安くなります。 割引の内容は以下の通りです。 • 台数が多いほど割引率が高い(フリート多数割引) • 無事故割引の割引率が高い • 事故を起こした車があっても割引を受けられる可能性がある 台数が多いほど割引率が高い まず、フリート契約だと、台数が多ければ多いほど、より保険料が安くなります。これを「フリート多数割引」と言います。 無事故割引の割引率が高い 次に、フリート契約だと、無事故割引の割引率が一般の自動車保険契約よりも高いのです。事故を起こさなければ起こさないほど、保険料が安くなります。 事故を起こした車があっても割引を受けられる可能性がある さらに、フリート契約では、自動車1台単位ではなく、契約者単位で割引が受けられます。これは何がお得かというと、たとえば、10台のうち1台が事故を起こしたとしても、他の9台が無事故であれば、その分は割引が受けられる可能性があるということです。 保険証券を1枚にまとめられる フリート契約には、全車両一括特約という特約があり、1社の損害保険会社で契約をする場合は、保険証券を1つにすることが可能です。 保険証券が多くなると、書類がかさばってしまい、内容もよくわからなくなってしまいます。 よって、1つの証券にまとめられるのは管理の点で非常に便利です。 フリート契約の3つの注意点 フリート契約には上述のように多くのメリットがありますが、注意点していただきたい点もあります。以下に、フリート契約の注意点をお伝えします。 事故を起こすと保険料が割高になることがある フリート契約の保険料は、事故の数ではなく、過去に支払われた保険金の額(=起こした事故の損害額)をもとに決まります。したがって、たとえ事故を起こしたのは1回であっても、損害額が多額になると、優良割引が極端に少なくなってしまいます。 そうなると、いくら保険料の割引が充実しているとは言っても、保険料がノンフリート契約よりも割高になってしまう可能性があります。 通販系の自動車保険では扱ってもらえない場合がある よく「ダイレクト」と言われる通販系の自動車保険がありますが、フリート契約自体を取り扱っていない場合があります。 もしも自動車9台でフリートにできない自動車保険会社に加入していて、追加で自動車を1台購入し、保険に加入する場合は、今まで続けてきた損害保険を解約して新しくフリート契約ができる自動車保険に切り替える必要が出てきてしまいます。 自動車が9台未満になり、猶予期間をすぎるとまたノンフリートになる 自動車が10台ありフリート契約を結んでいたものの、9台に自動車が減ってしまった場合は、ノンフリート契約なります。ノンフリート契約に移行することになります。そうなると、保険料は変更されますし、手続きの手間もかかってしまいます。 ただし、すぐにノンフリートになるわけではなく、現在の保険期間の満期までなど一定の猶予期間が設けられます。その期間内に10台にもどればそのままフリート契約を継続できます。 10台以上に自動車保険を掛ける場合、自動的にフリート契約になります。 フリート契約の場合、後で自動車が増えるとそれも自動的に保障を受けられる上、保険料の割引が充実しています。また、場合によっては証券を1枚にできます。 しかし、その半面、事故で被害額が大きい場合には保険料負担が非常に増えてしまうことがあります。したがって、そういった事故を起こさないよう、日頃から運行管理に気を配ることが重要です。

等級を引継ぐ

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自動車保険は、過去に保険金を支払う事故があったかどうかで、保険料の割引率や割増率が決まります。無事故を続けた場合は毎年ひとつずつ等級が上がって保険料の割引率が高くなっていくのですが、そうしてコツコツ積み上げてきた等級は手放したくないものです。 ところでこの等級は、他の人に引継ぐことは可能なのでしょうか?また、もし保険会社を変更したりした場合は、一体どうなるのでしょうか? 今回は、等級の引継ぎ方法についてご紹介します。 保険会社を変えても等級は引継げる? 契約している自動車保険を別の保険会社に変更しても、等級を引継ぐことができます(*1)。 ただし、満期や解約日から次の保険開始日まで8日以上空けてしまうと、等級はもとの6等級に戻ってしまいます。これは全ての保険会社に共通しています。 特に注意しなくてはならないのが、現在の自動車保険契約が満期を迎える前に別の保険会社と契約する場合です。満期を待たずに保険期間の途中で解約して保険会社を変更することも可能ですが、等級の進行が遅くなったり、解約日と新しい保険開始日を空けてしまうことでその期間が無保険状態になったり、場合によっては最初の6等級からのスタートになったりするおそれがあります。 そのため、保険会社を変更する場合は、現在の契約の満期日が新しい契約の保険開始日になるよう、満期のタイミングで検討することをお勧めします。 【ご注意!】 保険会社を変更しても、割引率だけではなく割増率、事故あり係数適用期間も引継ぐことになります。また、現在の等級が6等級以下の場合、満期日や解約日の翌日から13ヵ月以内の日が保険開始日となるときは、その等級が引継がれることになります。 「事故あり係数適用期間」については以下の記事をご覧ください。 他の人に等級は引継げる? 等級を引継げる間柄は、記名被保険者(補償の中心となる人)の家族間で、なおかつ以下の場合に限ります。 【等級継承可能】 ? 記名被保険者の配偶者 ? 記名被保険者の同居(*2)の親族 ? 記名被保険者の配偶者の同居の親族 【等級継承不可】 ? 記名被保険者の別居の親族 「子どもに等級を引継ごうと思っていたけれども、子どもはすでに1人暮らしを始めている。」この場合は残念ながら等級を引継ぐことができません。 等級を引継ぐ予定がある方は、等級を引継げる間柄をしっかりと確認しておきましょう。   車を手放すときは中断制度を活用する マイカーの廃車やリースカーの返還、あるいは海外赴任などで長い期間車に乗らないために自動車保険を解約した場合は、保険会社に申請して中断証明書を発行してもらうことによって、次に自動車保険に加入するまで今の等級を維持しておくことができます。いくつかの発行条件がございますが、ソニー損保の場合は、中断証明書を取得することにより等級を10年間保存することが可能です。将来の自動車保険の保険料を節約することができるので、車を手放すときは、ぜひ中断制度を活用しましょう。 「中断証明書の発行条件は保険会社によって異なる場合がありますが、ソニー損保の中断制度については以下の記事で紹介しています。(*1) JA共済(自動車共済)、全労済(マイカー共済)などの共済の等級は引継げますが、一部で等級を引継げない共済もあります。(教職員共済、自治労共済、トラック共済など。) (*2) 「同居」とは同一生計や扶養関係の有無に関わらず、同一家屋に居住していることをいいます。また、「親族」とは6親等内の血族、配偶者および3親等内の姻族をいいます。

地震ハザードマップを活用しよう!

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東日本大震災から3年以上が経過しました。徐々に多くの人から震災の記憶が薄らいでいることを感じます。日本に住む私たちにとって震災のリスクが小さくなったわけではありません。いつ再び大きな地震に見舞われてもおかしくないのです。前回は地震以外の自然災害に備えるためのハザードマップをご紹介しました。今回は地震災害を予測した地震ハザードマップについてご紹介しましょう。 ハザードマップが公開されているか調べてみよう ハザードマップは各市区町村が作成し公開しています。多くの市区町村は作成したハザードマップをインターネット上で公開していますが、中にはネット公開をしていないケースもあります。さらに作成が遅れている市区町村があり、すべての市区町村で作成されているわけではありません。 まずはインターネットでお住まいの地域の地震ハザードマップが公開されているかどうか調べましょう。もしも、公開されていないようであれば、市区町村役所に問い合わせするといいでしょう。 ポータルサイトを利用すれば簡単に調べられる こうした手間がかかる作業をしなくても、公開状況を調べる方法があります。国土交通省は他の自然災害のハザードマップと同様に、地震についてのハザードマップのポータルサイトを公開しています。このサイトを見ればお住まいの地域だけでなく、近隣の地域も含めてハザードマップが公開されているか確認できます。また、各市区町村のサイトへリンクが張られていますので、公開されているハザードマップを確認できます。 公開されているハザードマップは主に6種類 各市区町村で公開されている地震ハザードマップは、さまざまな目的で、さまざまな種類のものが作成されています。ですから、地震ハザードマップというのはこういう種類のものと言うのは難しいところです。 東南海地震や直下型地震などが発生したと想定し、そのゆれの大きさや、地盤や建物の被害、発生する火災による被害、避難者の想定などを予測したものです。主には下表のような6種類のものが作成されています。 特にイメージがしやすいのが震度被害マップ。地震ゆれやすさマップとも言われ、想定される地震の震度が表示されています。ご自分の住んでいる地域や職場のある地域のゆれやすさを確認しましょう。もしも甚大な被害が想定されるのであれば、避難場所、避難経路を確認しておくだけでなく、家具の転倒防止や、食料や水などの備蓄なども進めたいところです。 建物の耐震診断?耐震補強も考えよう もしも、大きな地震に見舞われたときに自分が居る建物が崩れてしまったら、ケガをするだけでなく命を失うことも考えられます。建物の耐震性にも注意しましょう。 昭和56(1981)年6月に建築基準法が改正され、以降に建築確認された建物については「新耐震基準」と言われます。それ以前に建築確認された建物は「旧耐震基準」と言われます。注意したいのはこの旧耐震基準の建物です。 建築確認というのは着工する前に行われるもの。ですから、完成年月を確認してもどちらか知ることはできないので注意しましょう。 旧耐震基準だから危ないというわけではありませんが、耐震基準が甘い時代の建物ですから、強い地震に耐えることができない可能性が高くなります。ですから、耐震診断を実施し、耐震性に問題があるなら耐震補強をしたいところです。 多くの自治体が旧耐震基準の建物に対し、耐震診断や耐震改修に対して助成しています。もしも、お住まいの住宅が旧耐震基準なのであれば、どのような助成制度があるのか、申請はどのようにすればいいのか役所に確認し、耐震補強を進めたいところです。 倒れるだけでなく火災の被害にも注意 耐震性が十分で倒れにくい住宅になったとしても、火災が広がることもあります。特に住宅密集地に建つ戸建住宅では震災時の火災のリスクに注意が必要でしょう。ただ、こればかりはいくら耐火性能を高めても、周囲が大火災になれば被害を避けることは難しいでしょう。 住宅が被害を受けると当面の生活の再建も難しくなります。ゼロからの出発とよく言いますが、自宅はなくなったのに住宅ローンだけが残ればマイナスからの出発です。自宅を保有しているのに、まだ地震保険へ加入していない方は地震ハザードマップを確認し、加入を検討しましょう。

生命保険を解約する前に検討すべきこ

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生命保険を解約することは保障がなくなるだけでなく、多くの契約においてはいままで支払ってきた保険料が無駄になります。 そのために出来れば解約は、最後の最後の手段にしていただき、解約をせずとも保険料負担が減る、もしくはまとまった資金が入ってくる方法がいくつかあります。 まずは保険料の支払いが苦しい、という事態になりましたらご契約されている保険会社または保険営業パーソンに相談をしてみてください。プロとして適切なアドバイスをきっとしてくれることでしょう。 なお、法人契約においては、上記取り扱いに伴う経理処理が必要になるケースもあります。法人の損益に影響を与える場合もありますので、保険契約の見直しについては顧問税理士ならびに保険営業パーソンに必ずご相談されることをオススメいたします。 加入した生命保険が、なんらかの事情で保険料が払えない!ということもあると思います。保険料が払えないからすぐに保険を解約すると損をする事もありますので、解約をする前にぜひ一読してください! もちろん、法人で加入した生命保険料が支払えない場合にも適用が出来ますので、法人経営者の方も参考にしてください! 1. 安易に解約をしてはいけない理由 生命保険料が支払えないからと言って安易に解約をすると損をする事があります。 生命保険料は性別と加入した際の年齢で保険料が決まります。加入後、数年が経過したのちに解約をしたのち、保険料が払えるようになったのでまた加入したいと思うと、当然ながら歳をとっているので保険料は上がります。 次に病気などを患ってしまった場合には、新たに保険加入が出来ないケースもありますので、持病をお持ちの方や保険加入後に病気を発症した方、手術を行った方は特に慎重に検討する必要があります。 さらには、過去の契約で保険自体に適用される「予定利率」が高いものについては、新たに入り直した場合には低くなる事もあります。 これらのことを総合的に考えますと、保険料が払えないからすぐに解約することはあまり得策ではありませんので、解約をせずに保険料負担を減らす方法をまずは検討してください。 2. 解約をせずに保険料負担を減らす方法 保険契約を解約せずに保険料負担を減らす方法は幾つかあります。ここでは一般的な方法を解説しますが、すべての保険会社?すべての保険商品に適用が出来るとは限りませんので、実際に検討される場合には、保険会社?保険募集人に確認をしてみてください。 2-1. 払済保険への移行 保険種類や保険会社によっては「払済」という方法を取る事が出来ます。これは保険料の払込を停止し、現在の解約返戻金を原資にして終身保険や定期保険に変更をする方法です。 この場合のメリットは、保険料負担がなくて保障が確保出来る事です。デメリットとしては、保障額は当初の契約と比較をして減ってしまう事と、保険契約によっては払済時に洗い替えの経理処理を行う必要になり場合によって多額の益金計上が必要になるケースがあります。 2-2. 保険契約の変換 保険料の高い今の保険契約を保険料が安い他の保険へ「変換」をする方法です。 「変換」のメリットは保険金額を減らす事なく維持が出来る事と、変換後の内容によっては、貯まっている責任準備金が戻って来るケースがあります。デメリットとしては、「変換後」の保険料負担が発生するので完全に保険料負担を止める事は出来ません。 2-3. 期間変更 現在の保険契約の保険期間?保険料払込期間を変更することも商品によっては出来ます。 保険種類によって異なるのですが、保険期間や払込期間を長くすることで保険料が安くなる保険商品もあれば、保険期間を短くすることで保険料が安くなる保険商品もあります。 期間変更のメリットは、保障内容を変更することなく保険料負担額だけを変更することが出来る点です。 2-4. 自動振替貸付の適用 解約返戻金のあるタイプの生命保険であれば、積み立てられている解約返戻金の範囲ないで保険料へ自動的に振り替えることも出来ます。この自動振替貸付を適用すれば、保険料負担はなく保障を確保することも可能です。 このデメリットは、貸付ですから金利負担が発生することと、保険金や給付金が支払われる際には、貸付られた金額が差し引かれて支払われますので、受け取ることが出来る保険金?給付金が少なくなります。 保障がなくなることを思えば、少しでも保険金?給付金を受け取ることが出来るので、解約するよりはマシかも知れません。 2-5. 契約者貸付の利用 前述の自動振替貸付は、積み立てられているお金を自動的に保険料に振り替えるものですが、契約者貸付は、積み立てられている資金を一括で保険会社から借入をするパターンです。 もちろん解約返戻金がある積立タイプのものである必要があります。さらに借金と同じですから金利負担が必要になることも見逃せないポイントです。ただまとまった資金が必要だ、という場合にはすぐにお金を簡単に借りられるという点においては特に法人においては活用出来る手法です。 2-6. 減額 加入している保障額を一部減らすことで保険料負担を減らす方法です。すべてを解約するわけではありませんが、保険料負担が減少する分だけ保障も減少しますので、出来ればこの方法は最後に検討していただきたい方法です。 なお保障を減らすことは、保険契約の一部を解約するという取り扱いになりますので、保険商品によっては一部分に対応する積立金が戻って来るケースもあります。

自動車同士の事故で、過失割合が100:0となるケース

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追突された場合では、過失割合についての説明と、追突の場合には、一般的には追突した側に100%の過失が生じるということを解説しました。 今回は、追突の他に一般的に過失割合が100:0となるケースにはどのようなものがあるか紹介します。 赤信号無視による事故 信号のある交差点で、直進走行する車同士が、十字路の交差点内で出合い頭に衝突した場合、赤信号を無視した側に100%の過失が生じます。 ただし青信号とはいえ、信号の変わり目に左右の確認を十分に行わないまま、見切り発車をした結果衝突してしまったというような場合などは、青信号で発車した側にも過失が生じる可能性があります。 センターラインオーバーによる事故 道路交通法では、車両は道路の左側の部分を走行しなければならないと定められています。 従って、左側部分を通行している車両と、センターラインオーバーした対向車が接触?衝突した場合には、センターラインオーバーした側に100%の過失が生じます。   ただし、センターラインのない道路や道幅の広くない道路では、道路の左側を通行していても、対向車とのすれ違いにはそれなりの注意が求められます。 そのような道路での事故の場合には、双方に過失が生じる可能性もあります。 ご自身が加入している保険会社に連絡しましょう。 赤信号無視やセンターラインオーバーによる事故の場合、基本的には加害者側の過失が100%となりますが、状況によっては双方に過失が生じる可能性もあります。 万一事故が起きてしまったら、すぐにご自身が加入している保険会社に事故の報告をして相談にのってもらいましょう。 【ご注意!】 ? ここで紹介した過失割合は、あくまでも一般的な基本の割合です。事故や事故当時の状況によって過失割合は異なります。あくまでもご参考とお考えください。 ? このコーナーでは個別のご質問にはお答えいたしかねますので、何とぞご了承ください。 ? ここで紹介した保険金は、当該ご契約がある場合の、支払える主な保険金となりますので、お客様のご契約内容によってはこれに追加してお支払いができる場合、あるいは記載の保険金がお支払いできない場合もございます。なお、お支払いできる保険金は契約保険金額が限度となります。また、免責金額が設定されている場合は、免責金額を超えた分についてお支払いします。 ? 保険約款に定める「保険金をお支払できない場合」(免責条項)に該当する場合は保険金お支払いの対象となりません。

自社株の相続について経営者が考えるべきことまとめ

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経営者にとって、自社株をどのようにスムーズに、後継者に相続するかは、非常に重要な問題です。もし、ここでミスをしてしまうと、それこそ会社を乗っ取られたり、倒産したりする可能性すらあります。 また、相続についても、家族に対して不均等な財産の分け方をすると、後々のトラブルの元にもなりかねません。 経営は戦いですし、家族といえども、それぞれ各々の事情があります。人間である以上、こればかりは仕方ありません。大切なことは、その前提の上で、どのようにスムーズに相続を実現することです。 今回は、そのために知っておくべきことをご紹介します。 1. 相続?事業承継とは 経営者にとって自社株の相続と事業承継は切っても切れない関係にあります。そこで、まずは経営者にとっての事業承継とは何か、相続とは何か、を理解しておきましょう。 1.1. 経営者にとっての事業承継とは 経営者にとって事業承継には以下の三つの目的があります。 対外信用力の維持と強化 事業後継者への引継ぎ 経営権の引継ぎ それぞれ解説します。 対外信用力の維持と強化 中小企業経営者の多くは「自分自身が信用力」になっているケースがあります。この人が社長だからという方も多いはずです。従業員の不安?取引先の信用力の維持、給与?短期借入金返済などの準備をしておく必要があります。 事業後継者への引継ぎ 事業が順調であれば、後継者の意欲も向上していることでしょう。しかし事業が好調なら、自社株の評価があがり、相続税の納税額も高額になってしまう傾向にあります。その場合は、自社株を他人売却せざる得ない場合や事業用の土地を売却するような事態が発生する場合もありますので注意が必要です。 経営権の引継ぎ 経験の引継ぎには、まず後継者の決定と育成が重要です。子供や他の親族に引き継ぐのか、社内適任者に引き継ぐのか、また誰に引き継ぐとしても社内の環境を整えておく必要があります。 1.2. 経営者にとっての相続とは 経営者が財産の相続させることを考えるときには、以下の点に注意しておく必要があります。 どのように財産分与するか 経営者財産はどのように引き継ぐか それぞれ解説させていただきます。 財産分与 経営者の多くは私財と家族との時間を犠牲にして事業を大きくしている場合があります。このため経営者個人名義財産は、事業用の資産や自社株が大部分をしめる場合があり、事業を引き継ぐ子供と引き継がない子供で、感情的にトラブルの原因になる場合があります。 経営者財産の引き継ぎ 日本の同族会社の実態として、経営者自体が大半の自社株式を所有している場合が多いです。また、自社株が経営者の財産の大部分を占める場合も多いでしょう。しかし、自社株の評価が高いとスムーズな自社株移行ができない場言もあります。そのため、あらかじめ自社株の評価を低減し後継者に移転していく必要があります。 なお自社株の評価については、会社のライフサイクル(創成期→発展期→拡大期→安定期)によって、かなり違い、想像以上に高額になることがあります。以下のような例も少なくありませんので、いかにスムーズな相続を実現するかは早めに考えておく必要があります。 【経営者財産をスムーズに相続できずに倒産してしまった事例】 2000年11月に東京地方裁判所に民事再生法の適用を申請し自主再建を断念、事実上倒産してしまった会社があり負債額が470億円でした。この会社は1970年には東証1部上場は果たした大手です。A社長が死去した時の遺産が100億円で相続税は70億円でした。問題はこのほとんどが自社株でした。遺族は3人の娘さんで、結局A社長が所有していた自社株2500万株のいうち1700万株を売却、後継者もいない状態で、経営が悪化し倒産となりました。 なお、余談ですが、経営者は、会社を守る大黒柱であると同時に、奥様やお子様を守る大黒柱です。何があっても生活を守るという観点で言えば、例えば、会社で役員退職慰労金などを導入していると、ご自身に何かあったとしても家族の生活を立て直すための資金を用意することができます。しかし、役員個人の借入金や仮払金が未清算であると退職金などから返済せざる得なくなります。そのためにも個人保険の加入も重要です。 2. 自社株について 上で見て頂いたように、自社株の評価は思いがけず高くなる場合があります。事業承継を考えている場合、「自社株=経営権」なので後継者にしっかり残るように対策を考える必要があります。 2.1. 自社株の評価方法 株の評価方法は何十種類もあり、非常に複雑ですが、その中でも以下の二つは代表的なものです。 純資産評価方式:時価資産、負債等から会社の純資産を算出して評価する 類似業比準価格方式:業種が類似する複数の上場会社の平均株価を比較評価する 通常の同族会社でれば自社株の評価は純資産評価方式、類似業比準価格方式となり会社の規模によっては適用が異なります。なお少数株式の場合、株主が受取る配当金額から逆算して評価する配当還元額方式が適用されます。 それぞれ、『純資産額方式とは?自社株の相続税対策に必要な知識まとめ』『類似業種比準方式とは?株式の相続税対策に必要な知識まとめ』で詳しく解説しておりますので、ご確認ください。 2.2. 取るべき四つの自社株対策 それでは、自社株対策はどのようにすれば良いでしょうか。基本的に以下の四つの方法があります。 譲渡制限株式の活用 定款の変更 議決権制限株式の利用 生前贈与 まず、譲渡制限株式を活用すると、会社が他人に乗っ取られることを防いだり、後継者に株式を集中させたりすることができます。詳しくは『譲渡制限株式のメリットと3つの落とし穴』をご覧ください。 また定款で定めれば、相続によって移転した株式の売渡請求を行って会社の経営権を取り戻すことができるようになります。これも上記の譲渡制限株式のページの中で解説しております。 議決権制限株式の発行限度がなくなったことで、相続で株式が分散した場合であっても後継者の発言力を維持することが可能となりました。詳しくは『議決権制限株式を会社の経営、事業承継に活用する方法』をご覧ください。 最後に生前贈与です。計画的に、毎年、後継者に経営権を譲渡していくことで、一定額までは非課税で譲渡することができます。詳しくは、『相続税対策に生前贈与を活用する7つの方法と注意点』をご覧ください。 … Continue reading 自社株の相続について経営者が考えるべきことまとめ

地震保険料が最大50%も上がる!

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2015年9月30日に損害保険料率算出機構が地震保険料率の変更に関する届け出を金融庁長官に対し行いました。 これによって、再び地震保険料が上がること、そしてその上昇率が明らかになりました。 保険料の引き上げ率は全国平均で+5.1%。実際の変化率に関しては都道府県、建物の構造区分によって異なりますが、最大の引き上げ率はなんと+14.7%。一方で逆に引き下げになる場合もあり、最大の引き下げ率は-15.3%となりました。 ちょっと先になりますが2017年1月以降の契約で実施される方針です。 値上げされる前に長期契約を 2014年に震源モデルを変更したことが、保険料の引き上げに大きく影響しています。 それ以外にも地盤データを更新、被害関数の改良、損害区分の細分化といった保険料引き下げにつながる改定もしていますが、結果としては全体的に大幅な値上げとなりました。 今回の届出での全国平均での引き上げ率は+5.1%。 ところが、引き上げの根拠となっている危険度計算の結果では+19.0%まで引き上げが必要とされています。 検討の中で、ここまで一気に上げるとなると+50%を限度に引き上げるケースがでてくるとのこと。負担感が高まりすぎないように配慮され、3段階に分けた保険料の引き上げとなりました。 つまり、値上げは今後もあと2回は続くということ。 値上げ傾向が続くことを前提に地震保険の入り方を検討しましょう。ちなみに値下げになる条件も3段階に分けて値下げになります。 これまでの値上げ局面でも話題になってきたのが、値上げされるなら最大5年まで可能な長期契約を値上げ前にしてしまおうということ。 ただ、今回の改定で注意したいのは大幅に値下げになるケースがあるということ。 もしも値下げされるなら、長期契約をすると逆に損になるので注意しましょう。 値上げまでに1年以上間があるのですから、特に1年契約を更新してきている方は以下の情報をよく確認して、判断しましょう。 保険料が値下げになるのは12道府県 今回の改定では大半の都県が値上がりとなる一方で、値下がりとなる道府県も出ています。 地震保険では危険度に応じて、各都道府県をもっとも危険度の低い1等地から、危険度の高い3等地まで3区分に分けています。 今回の改定によって12道府県が従来よりも低い危険度区分となり、その分保険料が下がることになりました。 下がるのは、北海道、青森、新潟、岐阜、京都、兵庫、奈良、愛知、三重、大阪、和歌山、愛媛。 実際に基本料率の改定率を見てみましょう。 このように基本料率は都道府県と構造区分によって定められています。 構造区分とは建物の構造のことでコンクリート造などの耐火、準耐火、省令準耐火建築物は「イ構造」、それ以外の建物は「ロ構造」に分けられています。 危険度の等地区分が下がった道府県の中で、愛媛県だけはイ構造の建築物が値上げになりますので注意が必要です。 もっとも引き上げ率が大きいのが福島、茨城、埼玉、徳島、高知。 それぞれ14%を超える引き上げ幅となりました。 これらが3回値上げを繰り返せば50%近い値上げになる地域です。 その他にも10%以上の引き上げとなった宮城、千葉、東京、神奈川、静岡、香川、大分、宮崎、沖縄も要注目です。 このように今回の改定が実施されれば多くの都県で大幅に地震保険料が値上がりします。 家計にとってはつらい値上げです。 ただ、保険料があがるのは従来よりリスクが高まったということでもあります。 長期契約をすれば現在の保険料が保険期間満了まで維持できるだけでなく、割引も効きます。値上げまで1年あまりありますが、値上がりする地域の方の判断は待ったなしといってもいいでしょう。 これを機会に地震保険への加入を検討しましょう。

うつ病患者でも入れる保険と申請すべき公的手当のまとめ

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うつ病は精神の病であり、一般的な病気やケガなどのように、すぐに認知することは難しいものです。そのためうつ状態がつづいてから発覚するケースもあります。 うつ病になってからでは行動も遅くなるもの。早めの行動が望ましいですね。保険への加入も費用がかかりますから、まずは公的手当を受けられるかどうかを確認することが、不安を取り除くことにつながります。 公的手当について確認し、そのあとに保険について検討するのが心への負担も少ないでしょう。あなたにとって保険が必要かどうか、再検討してみるのもひとつの手です。 近年増えてきている精神疾患の患者は平成25年度時点では500万人にも登ります。うつ病も、精神疾患のひとつです。しかしうつ病と聞いても、具体的にどういった状態がうつ病なのかは分かりにくいもの。詳しいことはよくわからない、自分もなるかも?どうなのかしらというのが正直なところ。 うつ病になった場合、働くことはむずかしく、生活すらも困難になることもあります。働けなくなってしまうと、収入がなくなってしまいます。貯蓄があればある程度生活できますが、貯蓄がない人はどうしたらいいのでしょうか。金銭的な不安が、うつ病に対してさらに拍車がかかるかもしれません。 病は気からという言葉もありますから、他の病気になってしまったときの備えも欲しくなるかもしれません。しかし、うつ病患者は保険に加入しづらいのが現状です。金銭的な不安を和らげるにはどのような方法があるのでしょうか。そうなったときはどうすればいいのでしょうか。 まずひとつは、公的手当を受給する方法があります。また今日ではうつ病でも入れる保険も用意されています。うつ病についてのおさらいと、公的手当について、うつ病でも入れる保険について見ていきましょう。 一般的にうつ病患者は保険への加入が難しい 今日の日本では一般に、うつ病患者は保険への加入が難しい状況です。 「保険」は病気になった時の保障をしてくれるもので、すでに病気の方は保障対象にならない場合が多いためです。 保険に加入する際は「告知書」を提出し、保障を受けられるか判断をしてもらいます。その際に病歴があると、保障を受けられない場合が多いということです。 告知書とは 告知書とは、現在の自分の健康状態や過去の病歴などを報告するものです。 保険に加入する際には自分の健康状態を告知する義務があります。これは保険料を平等にするためといった目的があります。 例えば健康な人とそうでない人が同等な保険料を支払う場合、健康な人にとっては不利な条件になりますよね。保険金を受給する確率にしたがって保険料の変動をさせることで、被保険者ごとに適した保険料を設定することができます。 その際に判断材料の一部となるのが告知書に記載される内容です。主に、以下の事項について報告するようになっています。 ◆最近の(過去3ヶ月以内)健康状態 医師の診察・検査などを受けたことがあるかを記載します。 ◆過去5年以内の健康状態 病気やケガで手術を受けたかどうかなどを記載します。 ◆過去2年以内の健康診断 健康診断を受けた結果、指摘された事項を記載します。 ※告知書の内容は保険会社によって異なる場合があります。 うつ病でも入れる保険とは? 項目1で述べたように、うつ病患者は保険への加入が難しいと言われています。しかし今日ではうつ病でも加入できる保険商品も用意されています。 引受基準緩和型保険・無選択型医療保険 引受基準緩和型保険とは、加入条件を通常よりも優しくした保険です。持病を抱える方でも保険に加入し易くなります。その分保険料は割高になります。 無選択型医療保険とは、告知書の提出をしなくても加入できる保険です。しかしその分、保険料は割高になります。また加入してから一定期間、受け取れる保険料が通常の保険よりも少なくなる場合もあります。 指定疾病不担保制度 持病を抱えている、または過去に病気になったことがある方を保険に加入し易くする制度です。ある特定の病気を不担保にし、他の病気に備えたいという方に向いています。例えばうつ病の場合、うつ病による費用は保険金をもらえませんが、それ以外の病気・ケガが原因での費用は受け取ることができます。 上記の無選択型と比較すると、保険料を安く押さえられるといったメリットがあります。 うつ病の治療とそれにかかる費用 うつ病をおさらいしつつ、治療費かかる費用をみていきましょう。 うつ病とは うつ病は、一言で説明するのはたいへん難しい病気ですが、脳のエネルギーが欠乏した状態であり、それによって憂うつな気分やさまざまな意欲(食欲、睡眠欲、性欲など)の低下といった心理的症状が続くだけでなく、さまざまな身体的な自覚症状を伴うことも珍しくありません。(引用元:厚生労働省「こころの耳」) うつ病は症状が目に見えない病気で、なかなか自分ひとりでは気づきにくいものです。しかしうつ病は精神疾患というりっぱな病気。うつ病になった時の生活習慣を続けていては決して治ることはありません。風邪のように少し寝れば治るといった類いのものではないため、きっちりと療養をする必要があります。 またうつ病は症状やそれの程度などにより、いくつかの種類に分類されます。 詳しくはコチラのページに紹介されています。 うつ病になる原因 うつ病の原因がひとつであることは、ほぼありません。いくつかの要因が重なって、うつ病を発症します。要因を大まかに分類すると「環境要因」「性格傾向」「遺伝的要因」などに分かれます。 ◆環境要因 自分の、身の回りの状況による影響のことで、例えば人間関係のトラブルや環境の大きな変化(女性であれば妊娠や出産など)はひとつの要因となります。環境要因は精神的に大きな負荷がかかることが多く、うつ病発症のキッカケに最もなりやすいといわれています。 ◆性格傾向 個人の性格もひとつの要因です。うつ病になり易い性格傾向としては、義務感が強い、完璧主義、凝り性、人間関係に気を配り過ぎるなどの特徴があげられます。これらの特徴を持つ人は日常を過ごすために多くのエネルギーを費やします。そのため、エネルギーを放出し続ける状態がつづくとうつ病を引き起こす危険性が高まります。 ◆遺伝的要因 遺伝的にうつになりやすい、といったことも要因のひとつになり得ます。 近年の研究では、感情に関する情報が、脳内でうまく処理できないことがうつ病を引き起こす要因になっていると言われています。そういった性質が遺伝することも、ひとつの要因といえます。 うつ病の治療法とかかる費用 こころの耳によると、うつ病に対しては一般的に「休養」・「薬物療法」・「精神療法カウンセリング」といった処置がとられます。 ◆休養 治療の基本は「休むこと」です。しっかりと休むことが回復につながります。お仕事の量を減らす、お仕事をまったくせずに自宅で療養、入院するなどの方法があります。休むにはゆっくりするのがいちばんですが、人によってはお仕事を全くしない状態の方が、かえって落ち着かない場合もあります。そのため本人に適した休養をとることが大切です。 ◆薬物療法 休養しようにも「眠れない」といったように、休養が難しい状況になった時に用います。「抗うつ薬」といった種類のくすりが有効だと考えられていて、効果が現れ始めるのは服薬し始めてから約2週間ほどだそう。 ◆精神療法・カウンセリング 精神療法・カウンセリングでは、思考や行動パターンを見直します。うつ病はいきなり発症するものではなく、日々の積み重ねによって引き起こされるものだからです。うつ病を引き起こすと考えられる思考・行動パターンを洗い出し、再発予防につとめます。 … Continue reading うつ病患者でも入れる保険と申請すべき公的手当のまとめ

医療保険人気「三大疾病保険」とがん保険を徹底比較

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三大疾病保険とがん保険にはそれぞれ異なるメリットとデメリットがあり、一概にどちらの保険が良いのかを判断することはできません。 どちらかを選択する際には、まず「自分がどんな保障を望んでいるのか」「いつまで保障が必要か」「無理なく払える保険金の範囲はいくらか」といった具体的な条件を明確にすることが必要です。 自分に降りかかる将来のリスクを予想するのは難しいことです。 それでも、いざという時に備えておくことは重要です。定期健診や家族の既往歴など普段から気をつけておくことも重要でしょう。 後悔をしないためにも、両方の特徴をしっかりと比較し、真剣に考えた上で保険を決めることが大切です。 がんに備えるために加入する保険は、三大疾病保険とがん保険のどちらが良いのか迷ってはいませんか? がんは現代人の多くが発症する可能性がある病気です。その上、治療には大きな負担がかかるため、保険に加入することは必要な備えであるといえるでしょう。 がんに特化した保険商品としてがん保険があげられますが、他にも、日本人の罹病率が高い心筋梗塞や脳卒中にも備える三大疾病保険もがんに対応している保険です。 しかし、この2種類の保険は、対応している病気の範囲をはじめとして、それぞれ異なる特徴を持っています。 将来のリスクに備えるためにも、両方の長所と短所を比較した上で、自分にふさわしいと思える保険選びをすることが大切です。 ここでは三大疾病保険をがん保険と比較し、それぞれの優れている点を紹介します。 どちらの保険に加入するべきか、判断する時の参考にしてください。 1.三大疾病保険とがん保険とは どちらも重大な病気に備えるための保険ですが、その内容については、さまざまな違いがあります。 まずは対応している病気の内容や保険料の払い込み期間、保障期間といった特徴を説明します。 違いを比較することによって、それぞれの保険の性質をつかんでください。 1-1.三大疾病保険の特徴 三大疾病保険とは、「がん」「急性心筋梗塞」「脳卒中」の3つの症状に対応している生命保険です。 保険金が給付されるおもな条件は契約によって異なりますが、1例をあげるとすると、初めてがんと診断された場合や、心筋梗塞と脳梗塞により60日以上の労働制限や障害などの後遺症が生じた場合などがあげられます。 三大疾病以外でも、亡くなった場合や高度障害状態になった場合には保険料が給付される可能性があります。 ただし、保険金が支給されるのは1度だけで、その後の保障が受けられないケースが多いのも特徴です。 また、おもな三大疾病保険は、満了時まで保険料を支払い続けていて、保険金が支払われない限りは生涯にわたって保障が受けられる「終身型」となっています。 1-2.がん保険の特徴 がんになってしまった場合に給付される保険です。 保障の対象となっているのは原則としてがんのみですが、その代わり保障される内容は細かく、おもに「診断」「入院」「手術」「通院」の4つのケースにおいて給付金を受け取ることができます。 がん保険はおもに掛け捨てであるため、保険料の支払いを終えると、保障も受けられなくなってしまいます。 2.三大疾病保険のメリット?デメリット 三大疾病保険は、重大な3つの症状の備えとして有効です。 しかしその反面、保険料や保険金の給付の条件に関しては、がん保険よりもハードルが高くなっています。 2-1.メリット 2-1-1.がんだけでなく、急性心筋梗塞と脳卒中にも対応している 三大疾病保険は、がんの他にも急性心筋梗塞と脳卒中にも対応しています。 この3つの症状は日本人の死亡順位の上位3つを占めており、重大な死亡リスクの要因となります。 これら3つの疾病に関する保障が受けられる三大疾病保険は、リスクへの備えとして有効な存在であるといえるでしょう。 2-1-2.支払った保険料の多くが戻ってくる 終身型の三大疾病保険は、支払った保険料の一部が戻ってくる仕組みとなっています。 返ってくる解約返戻金の金額は払込満了時にもっとも高くなり、その後は年を重ねるにつれ返戻率が100%に近づいていきます。 2-1-3.80歳までの総額では、がん保険よりも保険料が安い 解約返戻金があることから、三大疾病保険は長生きをするほど、総合的に支払った保険料の金額が安くなっていきます。 基本的には、1回あたりの保険料ではがん保険の方が安くなっています。 しかし、80歳までがん保険の保険料を払い続けた場合と比較をすると、支払い総額は三大疾病保険の方が安くなる可能性が高くなるのです。 2-2.デメリット 2-2-1.保険料が高くなる 解約すると保険料の一部が戻ってくるとはいえ、掛け捨て型のがん保険と比べると保険料が高いことはデメリットでしょう。 そのため、早期に解約してしまうと解約返戻金は低くなってしまうので、満了時まで支払い続けることができるかどうかを検討した上で加入することが大切です。 2-2-2.保険金の給付条件が厳しい 三大疾病保険はがん保険に比べて給付の対象になる範囲が狭く、さらに給付される保険金が1度だけという制限があり、その後の疾病では同様の保障が受けられなくなってしまいます。 こうした特徴があることを考えると、細かい保障という点では、がん保険の方がメリットが大きいといえるでしょう。 3.がん保険のメリット?デメリット がん保険にも、その性質ならではのメリットとデメリットが存在しています。 プラスとマイナスの特徴を踏まえた上で、自分の希望に沿った保険かどうかを判断することが大切です。 3-1.メリット 3-1-1.がんを発症した場合、給付を受けられる基準が多い がん保険はがんの治療におけるさまざまなケースに対応しています。 給付を受けられる条件が広く、がん治療にかかる負担を減らすことができるという特長があります。 … Continue reading 医療保険人気「三大疾病保険」とがん保険を徹底比較

医療保険の選び方 4つのポイント

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医療保険の選び方 4つのポイント 1. 最新の医療事情を踏まえた保障内容 2. 入院/手術以外の保障 3. 自己負担分に備える 4. 先進医療の治療費へ備える 病気/ケガに備えたい おすすめ医療保険の選び方 突然の病気やケガで入院をすると、治療費や入院費などがかかり経済的負担が大きくなります。そうした突然の出費に困らないように、入院や手術などを幅広く保障する「医療保険」で備えておくことをおすすめします。 また、医療技術は日々進歩していますので、最新の治療方法にも対応した保障を準備しておけばより安心です。お客様に最適な医療保険をお選びいただくための「医療保険の選び方のポイント」をご紹介します。 1最新の医療事情を踏まえた保障内容 近年では医療技術の進歩や治療方法の多様化により入院日数は年々短期化し、通院しながら治療やリハビリを継続する方が増えています。入院日数が減った分、早く仕事に復帰できる可能性はありますが、以前と同じように働けず、収入に大きな影響が出ることも。こうした最新の医療事情を踏まえて、医療保険は「保障内容」で選ぶことをおすすめします。 2入院/手術以外の保障 近年、医療技術の進歩により、3大疾病といわれる「がん」「心筋梗塞」「脳卒中」の死亡率は低下していますが、その一方で、在宅で治療に専念するために仕事を退職?休職しなくてはならず、なかには収入が減ったという方も。 退院後に自宅療養となった場合や、病気により働けない状態になった場合をイメージして、保険に加入しておくことをおすすめします。 3自己負担分に備える 大きな病気にかかったら、治療費や入院費がどのくらいかかるのか不安という方も多いのではないでしょうか。手術などで医療費が高額になった場合には、一定の自己負担額を超えた部分が払い戻される「高額療養費制度」を利用できますが、例えば差額ベッド代や食事代など公的医療保険制度が効かない部分は、実費を負担しなければなりません。 こうした自己負担費用と「高額療養費」をイメージして必要な保障額を検討し、自分にぴったりの医療保険を選びましょう。 4先進医療の治療費へ備える 「先進医療」とは、新しい医療技術?患者さんのニーズの多様化に対応することを目的にした高度な医療技術のこと。診療?検査など一般の保険診療と共通する部分は公的医療保険制度の対象となりますが、技術料は全額自己負担しなければならず、最良の治療を選択できない、という場合も。安心して治療に専念するためにも、先進医療の治療費へ備えることも大切です。