友人に運転を代わってもらったとき

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友人とマイカーでドライブに出かけ、帰りは友人に運転を代わってもらった、そんなご経験はありませんか?実は、友人や知人の方に運転を代わってもらう際には、自動車保険の補償の対象に注意しなければいけません。 補償の対象となる運転者の範囲 運転者を限定する特約について 友人に運転を代わってもらう前に確認しておきたいポイントは、運転者を限定する特約をセットしていないかどうかです。 運転者を限定する特約(*1)は、契約車両を運転される方を限定することで保険料を割引くことができる特約で、この特約をセットすると補償の対象となる運転者は、家族、あるいは本人や配偶者に限定されます。 ソニー損保の自動車保険では、運転者の限定方法を「本人限定」「本人?配偶者限定」「家族限定」「限定なし」の4つから選ぶことができます。以下の表は、それぞれの運転者限定による補償の対象となる範囲を表したものです。 表からも読み取れるとおり、友人?知人による運転が補償されるのは「限定なし」の場合のみ。つまり、運転者を限定する特約をセットしている場合は友人が運転中の事故は補償の対象外となってしまいます。 年齢条件について 運転者限定と同様に、補償の対象となる人を限定するものに年齢条件という項目があります。契約車両を運転される方の年齢を限定することで、保険料を安くすることができるのです。ソニー損保の自動車保険では、年齢を問わず補償、21歳以上補償、26歳以上補償、30歳以上補償などに区分され、補償対象年齢が高くなるほど保険料が安くなります。 運転を代わってもらう友人が年齢条件の範囲内であるか確認が必要と思われがちですが、実は「友人?知人」や「記名被保険者の別居の未婚の子」には年齢条件は適用されません(*2)。年齢条件の適用範囲は補償の中心となる記名被保険者からみて同居の親族までで、「帰省中のお子さま」や「友人?知人」が運転中の事故は、年齢条件に関わらず補償されます。 友人に運転を代わってもらう前に??? もし運転を代わってもらうときは、万が一のことも考えて、自分の自動車保険に補償の対象となる運転者の範囲を限定するような特約をセットしていないか契約内容を確認してから、慎重に行いましょう。 また、こうした運転者を限定する特約は変更することもできるので、補償対象外の人が運転することが考えられる場合には、変更手続をするようにしましょう。変更手続が完了する前に起こした事故による損害に対しては、保険金が支払われないので注意してください。 【ご参考:運転者限定、年齢条件の組合せに迷ったときは】 契約車両を運転する方を選択し年齢を入力するだけで、運転者限定と年齢条件の組合せ方法が確認できるページをご用意しています。 ? 運転者限定、年齢条件の選び方 (*1) 特約の名称は、保険会社によって異なる場合があります。 (*2) 運転者の年齢条件は適用範囲が保険会社によって異なりますので、ご自身が加入している自動車保険の契約内容を必ずご確認ください。

賠償責任保険ってどんな保険?

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「火災保険の証券に賠償責任って書いてあるのですが、これは何ですか?」と、自営業のAさん。日常の生活で他人に迷惑をかけることもあるかも、と心配しているようです。それだけでなく、Aさんは自営業なので仕事上でのトラブルも心配しているため、賠償責任という文字に目がとまったようです。この火災保険に付いている賠償責任特約で何を補償してくれるのでしょうか。 個人賠償責任保険で補償されるケースは? この火災保険の証券に書いてあったのは「個人賠償責任保険」。偶然な事故で他人にケガをさせたり、他人のものを壊してしまったりしたとき、通常は法律上その迷惑をかけた人に対し損害を賠償する責任を持ちます。この損害に対して保険金が支払われる保険が「個人賠償責任保険」です。例えば、下記のようなケースで保険金が支払われます。 ■ 飼い犬を散歩させていたときに、突然通行人に噛みついてケガをさせてしまった。 ■ 自転車に乗っていて交差点をスピードを出したまま横切ろうとして通行人に衝突、大ケガをさせてしまった。 ■ 友人から借りたデジタルカメラを誤って落とし壊してしまった。 ■ 友人の家に家族で遊びに行くと、自分の子どもが誤って高価なつぼを壊してしまった。 このように、個人賠償責任保険で保険金が支払われるのは、日常生活で起きたものに限られるので注意しましょう。つまり、Aさんが仕事上で問題が起きても補償はされません。もしも、仕事上の問題を補償してもらおうとするのならば、これ以外に専用の保険に加入する必要があります。 たとえば、建設業者等が作業遂行中に他人に追わせた身体傷害や財物損壊などは請負業者賠償責任保険、ホテルのクロークで預かった衣服などを紛失してしまった場合は受託者賠償責任保険、といった具合で内容に応じた保険があります。 家族も補償の対象になる? 「仕事上の補償は難しそうだけど、個人だけでも加入しているのはありがたい。家族も同じ保険に加入できますか?」とAさん。個人賠償責任保険に加入すれば、配偶者や同居の親族も補償の対象になります。Aさんには地方の大学に通うために下宿している息子さんもいますが、未婚であればこの息子さんも対象になります。つまり、家族のために別の契約をする必要はありません。 特約加入で大きな安心を! 個人賠償責任保険には大手企業の方であれば団体保険で加入できるかもしれません。一般の方であれば一部単独の保険も売っていますが、多くの方は火災保険や傷害保険といった損害保険の特約として加入します。ですから、Aさんのように知らないうちに加入していたというケースもよく見られます。 契約をする前に、家にある保険証券をチェックしてみましょう。もしも、すでに加入している契約があれば、その分ムダになるので注意しましょう。また、チェックをしても、特約がついていないこともあるでしょう。保険料は月数十~数百円程度であることがほとんどです。これを機会に、万一の場合を考えて、加入しておくと安心できる個人賠償責任保険を付けてみてはいかがでしょうか。